あなたを癒す休日(1/3)~自分を愛するということ 20170429
一年のうちに何回か長期の休みを取れることがありますが、いつもどんな風に休暇を利用していますか。
旅行の計画を立てないともったいないようにも思いますが、本当に有意義な休暇の使い方がそうだとは限りません。
例えば、春の環境の変化やライフスタイルの変化は、心や体に負担をかけていることがあります。
ゴールデンンウィーク中どこかに出かけるのも楽しいですが、心と体をゆっくり休めエネルギーを充電したり浄化して、春の疲れを癒すのも有意義なのではないでしょうか。
大切なのは、ふだん健康で明るい気持ちで働いたり人々とかかわること。
そのために、大人は自分の心と体を自分でメンテナンスしなくてはなりません。
もしあなたが自分の心や体の声に耳を傾けて本当に必要としていることを体験できれば、疲れを癒して、また始まるいつもの日々を気分良く過ごせるでしょう。
休日や休暇は、少し乱れた心と体をリセットしたりリカバーするのに良い機会です。
私たちは普段忙しく働き、人びとに気を遣い、知らないうちにストレスを心身のどこかに抱え込んでいます。
それに気付いていることもあれば、覚えていられない、とてもささやかなストレスもあります。
例えば、苦手な同僚や上司に対するストレスは分かっていても、スーパーのレジで後ろの人にせかされたりするような取るに足らないストレスは、お家に帰ってお風呂に入ったら忘れてしまうというわけです。
私たちの心や体には、知らないうちに日々の感情的・精神的体験が刻まれます。
そして、やがてそれが肉体的な反応として表れることがあります。
■普段ストレスを抱えたり疲れが溜まると、あなたの体はどんな風になりますか?
例えば心のこわばりや疲れは、筋肉を硬直させるので筋肉の張りや緊張になって表れることがあります。
そして、それが解消されないでひどくなるとコリになり、更に積み重なるとやがて痛みに変わります。
だから痛みは「休んで欲しい」という体の声だとも言われます。
もしもあなたが慢性的に体のどこかに痛みを抱えているなら、普段の自分の心の動きやライフスタイルに注意を向けて、痛みの原因は何か探しましょう。
もしかしたら、物事の受け止め方や考え方、または人間関係や働き方など、心の内側やライフスタイルに改善すべき点が見つかるかもしれません。
もしかしたら、単に普段の肉体的なクセ(姿勢や歩き方など)かもしれないし、運動不足が原因かもしれません。
いずれにしても、慢性的に抱えている肉体的な問題は、心や体の不調和を気付かせてくれることがあります。
自分の心や体のメンテナンスは、それに耳を傾けることから始まります。
そしてそれが健康的で明るいオーラをもたらします。
もしも痛みや何かしらの不調はなくても、やる気の無さや倦怠感が続いているならば、あなたはエネルギーを消耗して失ったままで回復していないことが考えられます。
そしてその理由は単に肉体的な疲労だけでなく、恐れや悲しみや虚しさ・不満や怒りなどのネガティブな感情かもしれません。
「怒りは自分に盛る毒」と言われますが、ネガティブな感情を抱き続けるということはエネルギー(生命力)を消耗するということにもなります。
もしも過敏になって眠れなかったり、動悸がしたり、気持ちがせいてイライラしてしまうなら、もしかしたら必要な栄養を摂れていなかったり、エネルギーが上手く体の中を流れていないためかもしれません。
もしも休日を自分の心と体のための時間にすれば、その間に心と体を癒して気分良くまたいつもの毎日に戻れます。
休日は、自分に繋がり自分自身のケアやメンテナンスができる貴重な自由時間です。
では、そのためにはどんな風に休日を過ごすと良いのでしょうか。・・・
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