人生の目的と私らしさ(2)私らしくいられないのは?…20200120
誰もが自分らしく生きていきたいと思いながら、時にそれが難しく感じてしまうのはどうしてでしょう?
1:もう子供ではいられないから
朝になれば、目覚ましの音と同時に「起きなくてはなりません」。
・・・今朝起きてから夜眠るまでの間に、あなたは今日1日何をしなくてはならないと思いましたか?
大人になれば社会人として働くにせよ、家庭があるにせよ、自分の居場所には少なからず責任が伴います。
そしてその責任は、私達に「~しなくてはならない」という義務をもたらします。
そのために、本来の自分として振る舞うことが難しくなったり、自分の気持ちに反して何かをしなくてはならないことがあるものです。
たとえば、本当は静かに過ごす方が好きなのに、たくさんの人と社交的に関わらなくてはならなかったり、したくもない競争をしなくてはならないかもしれません。
できれば子供達とは和やかに過ごしたいのに、教育や躾のために子供達を仕方なく叱らなくてはならない場面だってあるかもしれません。
社会から報酬を得たり、家庭を持っているなら、自分の責任を果たさなくてはならない、少しでも役に立たなくてはならないと思うのはきっと当然のことです。
でも、あまりにも責任や義務に追われてばかりでは、本当の自分らしく自然体でふる舞える時間を失ってしまいます。
そして責任と共に生きている大人の私達は、本当に自分の人生はこれで良かったのかと、どこかで思っています。
あなたは普段どれ位「~しなくてはならない」と思うことをして、どれ位「~したい」と思うことを叶えていますか?
自然体で飾らない自分でいられるのは、どんな事をしている時ですか?
喜びや活力で満ちてくるのは、何をしている時ですか?
責任や義務と、本当の望みや希望・・・その良いバランスを見出しましょう。
2:「幸せにならなくてはいけない/成功しなくてはならない」と考えていませんか?
「これからどう生きていきたいのか」誰もが皆、どこかでそれを考えながら暮らしていると言っても良いかもしれません。
「次の休日はどこで何をしようか」ということから、「どんな仕事をするのか、結婚するのか/しないのか、子供を持つのか/持たないのか、どこでどう生きていくのか」についてまで・・・私達はたくさんの事を考えながら生きています。
けれど「人生を充実させなくてはならない」と考えたり、予定のない休日が不安になったり退屈さを感じるなら、もしかしたらあなたは幸せや豊かさをどこか自分の外側に探しているのかもしれません。
「人生を充実させなくてはならない」「楽しく過ごさなければならない」と半ば義務のように出かけた1日は、あなたを本当に心身共に癒し豊かにしましたか?
「成功しなくてはならない」と取り組んだ1日は、あなたの心を広く豊かな気持ちにしましたか?
心の充実は、寛ぎや幸福感で心身とスピリットが満ち足りることを言います。
あなたは、幸せはどこにあると思いますか?
今そこにいながらにして、幸せや豊かさを見出せることに気付いていますか?
幸せの青い鳥はどこかの空を飛んでいるのではなく、あなたの心の中にいるものです。
それを見出して幸せを体験するために、まずは自分自身と深くつながりましょう。
そうすれば、私達はいつどこにいても”青い鳥”と一緒にいられます。
そして、
3:・・・
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