人生を楽しむために必要ないくつかのエッセンス(前編)200516

毎日の暮らしを、そして人生を楽しむために、私たちに必要なもの。

色々なものがありますが、あなたは何が必要だと思いますか?

 

考えてみると、昔の人は料理だけではなく食材も、家も、衣服や履物も自分たちで創りました。

そして、歌や踊り、物語も自分たちで創り、伝承されてきたものを子孫に伝えていきました。

あなたの暮らしに何か息づいているものはありますか?

 

幸せは自分で創るもの。

人生を自分らしく豊かに生きるには、与えられるものに満足するだけではなく、自分たちで創り出すことが大切なのかもしれません。

私たちに何があれば、自粛生活だけではなく、自分の自由な時間を楽しめるのでしょうか。

 

 

1)豊かな発想

毎日忙しくしていると休日はどこにも出かけないで家でゆっくり休みたいなと思ったり、たとえ休日でも家族のために結局はあれこれ忙しくしてしまうかもしれません。

多くの大人の時間は欲求や願望よりも、責任や義務をもとに進んでいきます。

 

それに比べて、小さな子供たちの毎日はほぼ遊びの時間。

子供たちは、毎日を楽しく遊ぼうとあれこれ工夫します。

そして、自分たちで楽しく面白くすごすために遊びとルールを創ります。

家の中では自由に絵を描いたり、ダンボールや牛乳パックで何かを創ったり、気ままに歌ったり。

 

それに比べて、大人が何かルールを作るとしても、それはきっと皆が気分良く暮らせるようにとか、誰かに迷惑をかけないようにという目的がほとんどです。

 

「子供の描く絵が一番面白い!」と言った芸術家がいるように、柔らかくて自由な想像とアイディアの泉は、大人になるにつれて“普通”であることや、責任と義務に追いやられてしまいます。

少し残念ですが、そうやって私たちはどこか“常識的な”大人になるのかもしれません。

自分らしさを忘れて、人生を楽しめなくなっていることにようやく気付くと、大人は「自分を取り戻したい」とか「本当の自分を思い出したい」と考えるようになるのです。

 

あなたは、子供の頃に何をして遊びましたか?

どんなことをしている時が、一番楽しくて夢中になれましたか。

 

あなたの中にある“子供の眼”で、今いる部屋や周りの景色を見てみましょう。

豊かな発想があれば、今いる場所で自分の時間をあなたらしく過ごせます。

 

 

2)楽観的でいること

とは言え、気楽で明るい気分でいなくては自由な発想やアイデァは湧いてきません。

誰でも気持ちがふさいでいたり、深刻な時や何かに怒っている時は冗談を言って笑うこともできないはず。

冗談やユーモアが上手な人は、いつも気楽で明るい気持ちでいます♪

 

とは言っても、生きていれば楽しい事ばかりじゃはないと、私たちは知っています。

けれど、現実に失望したり嫌になってしまうことがあっても、少しすればまた楽しいことが起こることも分かっています。

 

ふと遠い未来について考えると、どうしたら良いのか、何を頼りに生きていけば良いのか、不安になることがあるかもしれません。

どうすれば良いのか、未来がどうなるのか、誰かに教えて欲しくなる時があるかもしれませんが、未来を明るく照らすことができるのは、他の何より自分自身の楽観的な気持ちです。

楽観的な気持ちを持っていれば、人生と日々の暮らしに明るい目標や計画を生み出せるからです

 

外に出たら何が起こるのか分からないかもしれませんが、あなたの家の中はきっと安全なはず。

だから、せめてあなたが安心できる場所にいる時や、気心の知れた人達といる時は気楽に明るく過ごすことを大切にしましょう。

そうすれば、気がかりなことやあなたを悩ませる問題から少し離れて、きっと大切な時間を笑ってすごせます。

どうすれば、いつも気楽で明るくいられるか知っていますか?

 

 

3)大人の視点を持つ

楽観的な視点が必要だとは言っても、地に足が着かない非現実的な考えや、現実逃避的な暮らし方では人生を豊かにできません。

夢や理想を叶えるには、自分と自分の足元を見る目と、それにふさわしい夢を描くための現実的な考え方と感覚が必要です。

 

例えば、何か大きな物事が起きた後にようやく状況が落ち着いても、きっと社会や暮らしが”100%”同じ状態に戻ることはないでしょう。

その間に皆が良いと思ったものは取り入れられて、たとえわずかでも何かが変わり、不要な物や便利でないものは見直されるでしょう。

それどころか、今まで当たり前だったことが既に新しく変わり始めていたりします。

もしかしたら職場でそれを体験しているかもしれないし、これから何かサービスを利用する時に何か初めての体験があるかもしれません。

 

私たちの暮らしは少しずつ上書きされながら便利になっていくものですが、自然災害や疫病、戦争などのネガティブな出来事もそのきっかけになり得ます。

むしろ先送りしてされていたような物事が、やむを得ず変わるきっかけになることもあります。

暮らしや社会の変化は何をきっかけにして起こるのか誰にも分からないし、そのきっかけが喜ばしいことなのか、そうでないのかも誰にも分かりません。

けれど、いずれにしても大切なのは、どんなことが起こってもその後に自分が明るく豊かに生きていくかどうか、です。

あなたは、暮らしや社会の変化を楽しめそうですか?

 

 

4)軽やかな心と体

自分と暮らしの変化が、いつ・何をきっかけに起こるのかは分かりません。

けれど豊かで幸せに生きる方法の一つは、変わること・変えることを楽しんでしまうということです。

世の中や社会の変化、職場や生活環境の変化、そして自分自身の変化に上手くなじめれば、きっとストレスを感じることなく気分良く暮らせるでしょう。

 

今まで触れたことがないような機器、利用したことがないサービス、聞いたこともない考え方、そして新しい人たち・・・今までの自分には馴染みのないもの、初めて見聞きするようなものに驚くこともあるかもしれません。

けれどそれらを遠ざけたりしないで、好奇心をもって楽しみながら生活に取り入れたら、今までにない新しい発見と驚きや喜びは心を明るく楽しくするでしょう。

 

古くから受け継がれてきた良いものと 最先端のものをバランス良く取り入れながら、時代は新しく創られ、暮らしも社会も、私たちそれぞれも進化していくのかもしれません。

新しい全てが必ずしも正しいのか、今は分からなくても、柔らかく中立な視点で末永くあなたを豊かにするものを見出し、自分らしく楽しみながら生きていきたいものです。

 

あなたは、どれくらい新しいものにオープンですか?

軽やかな気持ちは、あなたの体とオーラを若々しく明るく保つのに役立ちます。

あなたは、心と体を軽やかに保つための方法を何か知っていますか?

 

 

5)愛と安心感

ところで今日はどんな1日でしたか?(どんな1日になりそうですか?)

穏やかな毎日が続いていると・・・・※後半(2/2)に続く

 

 

 

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